焼結部品
焼結部品は、複雑な形状も作成でき寸法精度が良く、量産化がしやすいのが特徴です。
また寸法精度が出せるので多くの切削加工が省けて低コストを実現できます。
また寸法精度が出せるので多くの切削加工が省けて低コストを実現できます。
特長
- 原料粉末の多様化により、銅系/鉄系で、用途に合わせた配合が出来る。
- プレス成形により寸法が正確で、複雑な形状にも応じられる。
- ポーラス(空孔)を持つため、含油により潤滑性・耐摩耗性を発揮する。
- 熱処理等の後処理で、さらに特性を付加することが出来る。
- 2つ以上の部品を一体化しASSY部品を構成できるなどの優れた特性を備えている。
製造可能材質
- 焼結アルミニウム合金製品
寸法精度の高い複雑な最終形状部品 (ニヤネットシェイプ部品) が得られることにより加工費の低減が可能です。
部品の軽量化が出来、また耐食性にも優れています。
ブレンド粉末法であるため、部品の要求特性 (低膨張係部品等々) に応じた材料設計が可能です。
セラミックとの複合化 (アルミナ、SiC等のセラミック粒子を分散させた複合材) の製造が可能です。
機械加工が容易です。 - 焼結チタン
チタンの特長は耐食性です。ステンレス鋼より優れた耐食性を発揮します。
比重は銅、ニッケルの約50%。鋼の60%の軽さです。そのうえチタン合金は特殊合金に匹敵する強度をもっています。
300℃程度まで強度が低下しません。 - その他
軟質磁性材焼結部品 (純鉄系、Fe-P系、Fe-Si系、パーマロイ系)
焼結含油軸受 (鉄系、銅系)
焼結機械部品 (鉄系、鉄銅系、ステンレス系)